皆さん、お仕事で身体に負担がかかっていませんか?|大阪市平野駅の胃カメラ検査・大腸カメラ検査|東森医院

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皆さん、お仕事で身体に負担がかかっていませんか?

皆さん、お仕事で身体に負担がかかっていませんか?|大阪市平野駅の胃カメラ検査・大腸カメラ検査|東森医院

2026年6月16日

皆さん、お仕事で身体に負担がかかっていませんか?

長時間のデスクワーク、立ち仕事、同じ姿勢での作業、細かな手作業など、日々の仕事の中で、肩・腰・首・手首などに負担がかかっている方は少なくありません。

こうした負担が積み重なると、痛みやしびれ、こり、動かしにくさなどの「筋骨格系障害(Musculoskeletal Disorders:MSDs)」につながることがあります。

これは特定の職種だけの問題ではなく、医療現場でも大きな課題となっています。特に消化器内視鏡診療では、検査や治療の際に長時間同じ姿勢を保ったり、身体をひねった状態で操作を行ったりすることがあり、内視鏡医や看護師など、内視鏡診療に関わるスタッフの身体に負担がかかりやすいことが知られています。

東森医院では「持続可能な医療」を大切にしています

東森医院では、患者さんに安全で質の高い医療を提供し続けるためには、医療従事者自身が健康で、長く安心して働ける環境づくりも大切だと考えています。

医療スタッフが無理なく働ける環境は、検査や治療の安全性、診療の質、そして患者さんの安心にもつながります。

こうした考えのもと、当院では内視鏡診療における人間工学、いわゆる「身体に負担の少ない働き方」にも注目しています。

Ergonomic Endoscopy 7 Tipsについて

日本消化器内視鏡学会附置研究会 ERGO-GI Taskforceでは、内視鏡診療に携わる医療従事者の身体的負担を減らすため、人間工学に基づいた実践的な対策として「Ergonomic Endoscopy 7 Tips」を作成しました。

この7 Tipsでは、日常の内視鏡診療の中で取り入れやすい、次のようなポイントが紹介されています。

モニターを身体の正面に配置する

モニターの高さを適切に調整する

検査台や作業面の高さを調整する

長時間の業務では、座位と立位を適宜取り入れる

スタッフ間で業務の偏りを減らし、ジョブローテーションを行う

定期的に遠方へ視線を向け、目を休ませる

検査や治療の前後、休憩時にストレッチを行う

これらは、特別な機器を導入しなければできない対策ばかりではありません。

モニターの位置や高さを見直す、同じ姿勢を続けすぎない、適度に休憩やストレッチを取り入れるなど、日々の小さな工夫の積み重ねが、医療従事者の身体的負担を減らすことにつながります。

東森医院の取り組み

当院の院長は、ERGO-GI Taskforce 2のメンバーとして活動しており、「Ergonomic Endoscopy 7 Tips」ポスターや、活動のシンボルとなるオリジナルロゴの作成にも携わっています。

当院では、患者さんに安心して内視鏡検査・治療を受けていただけるよう、医療の質と安全性の向上に努めるとともに、職員にとっても働きやすく、身体にやさしい診療環境づくりを大切にしています。

これからも東森医院は、患者さんにも医療従事者にもやさしい、持続可能な医療を目指してまいります。

参考文献

Matsuzaki I, Ebara T, Hori Y, Ono S, et al.
Ergonomic endoscopy – Fundamentals of ergonomics and interventions for endoscopy-related musculoskeletal disorders.
Digestive Endoscopy. 2025;37(6):588-600.
→ 内視鏡診療における人間工学の基本、筋骨格系障害の実態、予防策を整理した最新の総説です。 松崎一平,榎原毅,常見麻芙,他.
内視鏡と人間工学―内視鏡医における筋骨格系障害の実態と対策―
Gastroenterological Endoscopy. 2024;66(2):119-128.
→ 日本語で読める重要な総説です。「Ergonomic Endoscopy 7 Tips」のもとになっている文献としても使いやすいです。 Pawa S, Banerjee P, Kothari S, et al.
American Society for Gastrointestinal Endoscopy guideline on the role of ergonomics for prevention of endoscopy-related injury: summary and recommendations.
Gastrointestinal Endoscopy. 2023;98(4):482-491.
→ 米国消化器内視鏡学会による、人間工学に基づいた内視鏡関連障害予防のガイドラインです。教育、姿勢、モニター・ベッド位置、休憩などが推奨されています。 Shergill AK, McQuaid KR, Rempel D.
Ergonomics and GI endoscopy.
Gastrointestinal Endoscopy. 2009;70(1):145-153.
→ 内視鏡と人間工学に関する代表的な初期の総説です。 Pedrosa MC, Farraye FA, Shergill AK, et al.
Minimizing occupational hazards in endoscopy: personal protective equipment, radiation safety, and ergonomics.
Gastrointestinal Endoscopy. 2010;72(2):227-235.
→ 内視鏡室で働くスタッフの職業上のリスクとして、防護具、放射線安全、人間工学をまとめた報告です。 Ridtitid W, Coté GA, Leung W, et al.
Prevalence and risk factors for musculoskeletal injuries related to endoscopy.
Gastrointestinal Endoscopy. 2015;81(2):294-302.e4.
→ 内視鏡医の筋骨格系障害の頻度とリスク因子を調査した代表的研究です。検査件数や内視鏡に従事する時間が多いほどリスクが高いことが報告されています。 Matsuzaki I, Ebara T, Tsunemi M, et al.
Effects of endoscopy-related procedure time on musculoskeletal disorders in Japanese endoscopists: a cross-sectional study.
Endoscopy International Open. 2021;9(5):E674-E683.
→ 日本の内視鏡医を対象に、処置時間と筋骨格系障害の関連を検討した研究です。治療内視鏡や長時間の手技が、腰や肩の症状と関連する可能性が示されています。 Ono S, et al.
A Survey on Endoscopy-Related Musculoskeletal Injuries in Japanese Endoscopists Focused on Injury Sites and Risk Factors.
Digestive Diseases and Sciences. 2025;70(7):2311-2317.
→ 日本の内視鏡医における障害部位やリスク因子に焦点を当てた調査研究です。 Tsunemi M, Matsuzaki I, Hattori M, Ebara T, Fujishiro M.
Sit-stand endoscopic workstations with wobble stools for the endoscopist, assistant, and endoscopy nurses in an endoscopy unit.
Endoscopy. 2020;52(9):E324-E325.
→ 立位と座位を切り替えられる内視鏡環境の工夫を紹介した報告です。 Tanaka S, Raju GS.
Part II: Optimizing endoscopy unit design: Lessons from a modern endoscopy suite in Japan.
Techniques in Gastrointestinal Endoscopy. 2019;21(3):140-142.
→ 日本の近代的な内視鏡室設計をもとに、効率性と人間工学に配慮した内視鏡室づくりを紹介した論文です。

記事監修

監修者プロフィール

院長 東森 啓(ひがしもり あきら)

資格・所属学会

医学博士
日本内科学会 認定内科医・総合内科専門医
日本消化器病学会 専門医・指導医
日本消化器内視鏡学会 専門医・指導医
日本ヘリコバクター学会 ピロリ菌感染症認定医
日本カプセル内視鏡学会 認定医
日本消化管学会 専門医
日本医師会認定産業医
難病指定医

略歴・主な職歴

2008年 山口大学医学部 卒業
2016年 大阪市立大学大学院 医学研究科 博士課程修了
大阪公立大学 医学部 病院講師
香港中文大学 Prince of Wales Hospital 客員研究員
なにわ生野病院 副部長

ガイドライン作成・システマティックレビュー

H. pylori感染の診断と治療のガイドライン2024年改訂版 システマティックレビュー担当
薬剤性消化管障害ガイドライン 作成委員
消化性潰瘍診療ガイドライン システマティックレビュー担当

この度、東森医院の4代目として、大阪市平野区にて診療を行っております。大学病院・地域中核病院・海外の医療現場で培った幅広い内科・消化器診療、内視鏡診療、研究の経験を活かし、地域の皆さまに信頼していただける医療を提供してまいります。

当院では、最新の内視鏡システムと鎮静を用いた「苦痛の少ない胃カメラ・大腸カメラ」に力を入れております。また、日帰り大腸ポリープ切除術にも対応し、検査から治療まで一貫した内視鏡診療を提供しています。生活習慣病や一般内科診療にも対応し、病気の早期発見と予防医療を通じて、地域の皆さまの健康を支える“かかりつけ医”を目指してまいります。

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